国画水墨院について

国画水墨院(コクガスイボクイン Kokuga Suibokuin)


 【国画水墨院の趣旨


 当院は水墨画の歴史と伝統に立脚しつつ、より広く現在未来の世代へ発信する水墨画の
可能性を追求すべく、平成7年6月に発足しました。

 会員資格の有無、国籍の区別なく水墨画を愛する気持ちを最優先に互いの文化背景、
作風の違いを認め合い、門戸を常に広く開放する団体であること第一の目標とし、
作者各々が水墨画芸術の民間文化大使として、水墨画の振興を図り、
国際文化交流に寄与するべく心掛けています。

 会員の在住地が一都十県におよび当然門下が異なることから作風は非常に多様性に富み、
また海外からの公募作がさらにそうした傾向を際立たせています。
こうした会員同士、一般の出品者間の題材の取り上げ方、創作方法の相違を、
年に一度の東京都美術館における展覧会を通して、互いに学び研鑽を積んでいます。

 水墨画をより広く一般の方々に普及させるという国画水墨院の設立理念を実践的に推進するため、
展覧会の入場料を無料として入館者に広く開放。
会期中、国画水墨院公認教師による無料体験教室を通して、年齢性別国籍を問はず
一人でも多くの来場者が墨と筆に親しみ創作の喜びを経験していただくことを、
展覧会の重要な目的の一つと位置付けています。


国画水墨院展の特徴

・会員の在住県は9都道府県に及び、展覧会にはロシアからの出品もあり、画風が多彩である。
・国画水墨院展の後援団体は10団体にのぼる。
・展覧会場で開催する公認教師による無料体験教室は毎年大好評。
・作者による自作の解説を記載したコメント用紙を貼り出すなど独自の展示方法が人気を集めている。



沿革


1995年 創立
1996年 第1回国画水墨院展開催(朝日生命ギャラリー)
2015年 第20回記念国画水墨院展を迎える(東京都美術館)


 
国画水墨院 代表者


・会長 上村 篁月(カミムラコウゲツ)
平成6年山口県文化功労賞受賞
平成9年山口県選奨(芸術文化功労)受賞



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